牡蠣の危険性、食中毒には十分な注意を!

牡蠣は、特に生牡蠣のまま食すと食中毒の原因となることの多い、注意が必要な食材です。牡蠣は他の海産物と比べても食中毒の発生件数が多い食材ですが、それは貝が自身の体内の消化器官などに有害な細菌やプランクトン、毒物などを溜め込みやすい構造になっているためです。

 

牡蠣だけでなく他の二枚貝でも注意が必要ですが、好んで生食されやすいのがこの牡蠣ですので、発生件数は牡蠣がとても多くなっているのです。

 

牡蠣による食中毒には二種類あり、一つは特定のプランクトンなどが持つ毒性が貝の体内で濃縮された「貝毒」によって発生するものと、もう一つは細菌などによって発生するものです。

 

このうち、後者に関しては加熱することでリスクを0にすることができます。牡蠣の食中毒の多くは病原菌によるものですので、できるだけ加熱して食したいものです。

 

しかし貝毒による食中毒は加熱によっても避けることはできません。日本の法律ではこの貝毒がたまる原因であるプランクトンなどの毒性の濃度が一定値以下の海域で採れた牡蠣しか流通させてはならないため、信頼出来る国産の牡蠣のみを選ぶことでリスクを軽減できます。

 

いずれの場合にせよ、基本的には体調を崩している時、消化器の調子が悪くお腹を下している時などは控えたほうがいい食材であることは間違いありません。

 

また、いかに新鮮とは言え、生食も基本的には避けたほうが無難でしょう。牡蠣は食中毒が発生しやすい構造であることをきちんと把握し、リスクが小さくなるような調理法を選びましょう。