日本有数の牡蠣の産地

日本国内の牡蠣の産地と言えばどこが思い浮かぶでしょうか?

 

パッと思いつく有名なところは広島県や宮城県ですね。特に牡蠣全体に対する広島県産の牡蠣の生産量は極めて多く、半数以上を占めます。ただし牡蠣には種類があるため、産地によって取れる牡蠣の種類も違います。

 

広島県や宮城県で取れる牡蠣は主に真牡蠣で、冬にとれる牡蠣です。ほとんどが養殖物で、広島県産も宮城県産もほぼ養殖となります。

 

日本で流通する牡蠣の中で最も多いのがこの真牡蠣ですので、真牡蠣の生産量が多い広島県や宮城県が主な牡蠣の産地と認識されているわけですが、他の牡蠣、特に夏牡蠣を生で頂きたいとなれば他の産地を抑える必要があるでしょう。

 

夏牡蠣と呼ばれる岩牡蠣は大ぶりで天然ものも多く、牡蠣好きにはたまらないものですがその旬は短く、初夏の一時期にしか取れず産地も真牡蠣とは異なります。

 

有名所は秋田の象潟や石川の能登半島、千葉の銚子などです。いずれも天然の岩牡蠣が取れる産地で、初夏には岩牡蠣を求める観光客で賑わいます。

 

真牡蠣も岩牡蠣も水質や環境が非常に重要です。

 

牡蠣はその構造上毒性が生体濃縮されやすいため、法律で毒性のあるプランクトンや細菌類が多い水域の牡蠣は流通できないことになっています。

 

ですから、いずれの産地においても水質や環境を改善しようと日夜多くの人が努力しており、その結果が牡蠣一粒一粒に実っていると言っても過言ではないでしょう。